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スタートから30キロ超の登り!しかも雨!試練の麦草峠-信州高原サイクリング・美ヶ原ビーナスライン編⑩

復路は下り基調で楽々。八島湿原のかわいい花達を観賞-信州高原サイクリング・美ヶ原ビーナスライン編⑨の続きです。

8月27日(火)は午前1時に起床。

いつものように準備を済ませます。

この日も山道を行くのでハンガーノックにならないように朝ご飯はしっかり食べます。

そして午前4時過ぎに出発しました。

まだまだ外は真っ暗。

さらにこの日は空を雲が覆っています。

この日はこんなルートを進みます。



ルートを見てもわかるようにいきなり30キロ超、標高1300メートル登ります。

茅野駅から前日と同じルートを進みますが、途中からビーナスラインと別れ、メルヘン街道を進みます。

強烈な坂はないのですが、途切れなく坂がゆるゆると続きます。

蓼科の別荘地あたりからワインディングロードになり、同じようなリズムの道が延々続きます。

標高が100メートル上がるごとに表示があったので、小刻みな目標となって気持ちが切れることはありませんでした。

が、数時間登りっぱなしでしかも今日はその道中で絶景を拝めることができませんでした。

なのでひたすらストイックに登り続けます。

いつまでたってもピークらしきものがなく、同じような景色に、思わず叫びます。

"一体いつなったらつくねーん!!”

誰もいないので思いっきり叫べます(笑)

時折車が通り過ぎるくらいで、ほんとめちゃ静かでした。

大分登ってきたところでワインディングが終わり、やや平坦になってきてやっとピークに到達しました。

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ここは国道で日本で2番目に高い標高のポイントだそうです。

路面はぬれ、先は霧がかかっているようです。

しかし天気予報からもう雨は降らないだろうと全く疑わず下りに入ります。

こちらも濃霧で景色は拝めず、しかし路面はぬれているので慎重に下ります。

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大分下ってきたところでポツリポツリときます。

しかしすぐに止むだろうと油断していたら大分降ってきて、しかもかなり寒気を感じるようになりました。

雨宿りできるところもなく、とにかく下ります。

すると集落が出てきてそこのバス停の小屋の中に避難します。

このままずっと雨やったらどうしょう...

とたんに不安になります。

すると1人のご老人が来られて、しばらく談笑。

そうしているうちに雨が上がりました。

とにかく雨があがっている間に先に進もうとすぐに出発します。

ここからもさらに下ります。

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すると雲の間から青空も見えてきました。

しかしどれだけ下るのでしょう。

あまりに下りすぎてリバウンドの登りに不安を感じ始めます。

するとやっと分岐が見えてきました。

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ずっと下ってきたうえに雨に遭ったので体はめちゃ冷えていました。

しかしここから一転登りになります。

しかもトラックをはじめ車が非常に多いです。

緊張感に包まれながら、登っていくととたん体は温まってきました。

それでもどれくらいでしょう、300~400は登ったのでしょうか。

とたんに周囲が開けて野菜畑が広がっていました。

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天気も一気に好転し、この先これまでとは違い、快適で感動的なサイクリングが繰り広げられるのです。

(続く)
by tac-phen | 2014-03-26 04:42 | 信州
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