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自転車では見えなかった懐の深い倉敷・歩き散策編

倉敷・自転車ポタ編の続き)

この先から自転車を降りて、歩いて散策。

アイビースクエアも普段は緑の蔦で覆われているが冬はこんな感じ。

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緑がないと廃墟のようなさびしい雰囲気。

倉紡記念館。

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中には入らなかったが建物がすごくいい。

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この池にいる鳥、全く動かなかったので作りものか本物か、他の観光客の方と談義。

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その方たちが立ち去った後しばらくして、羽を少しパサパサさせているのを見つけて本物と断定。

かさおばけさんがその方々に本物であることを告げると戻ってこられて再び写真を撮っておられた。

こんなやりとり、すごく旅行ならではでいいねー。

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アイビースクエアを離れてぶらぶらと散策。

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再び水路に戻ってくると白い綿のようが2個浮かんでいたのでなんやろとみていると...

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先ほどの白鳥だった。

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水中の藻かなんかを食べているのかなかなか2羽同時に顔をあげてくれなくてやきもき。

そして大原美術館へ。

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建物もどこか芸術的。

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で、展示されている作品はというと...

これのどこがうまいねん、落書きや悪ふざけとちゃうんかー

と思えるようなものばかり。

うまいなぁと感心させられたのは3点ほど。

私に芸術的センスがないのは認めるが、それにしてもこれらが高評価を受けているとは到底信じ難かった。

何棟にもわかれていて結構広い美術館だったが、ブツブツ文句をいいながらまわっているとあっという間だった。

そしてお昼はプチ・ラパン

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壁がすごく芸術的。

いやがうえにも期待が高まる。

まだ開店前だったので店の前で待っているとお店の方が出てきて"予約のお客様ですか?”

予約をとっていないことを告げると、席が一つしかないけどそれでもよければとのこと。

まあそれでもいいやと入ることに。

店内は非常に狭く、カウンターしかない。

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8人が許容範囲だ。

我々は椅子を持ってきて一番住みで角を挟んでの席だった。

予約のお客ですぐにいっぱいになり、その後もひっきりなしにお客がやってくる。

どうも予約なしで入れている我々は超ラッキーだったようだ。

料理を食べてさらにそれを確信した。

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梅のドレッシングが斬新。

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メインの鳥肉のパン粉焼きが絶品。

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鳥肉が柔らかく、ボリューム満点。

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ここは大当たり。

倉敷に行かれたら是非ここの食事をお奨めします。

席数が少ないので予約を忘れずに。

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お昼の後は再び散策。

何回か倉敷には来ているが店や建物をゆっくり見たことがなかったので楽しみだ。

自転車で回っていると気がつかなかった面白い店がところどころにあった。

まずはここ。

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懐古堂。

店の外には殊勝なことが書いてある。

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しかし店内に入ってみると...

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真逆のことを書いてある紙があちこちに貼ってある。

こんな店も。

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そしてこんな店...

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しかしその上には...

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どっちやねん!

しかも外出理由が散歩か!

と自然と突っ込み。

また自然の花や実を特殊な方法でブローチやペンダントにしている店もあった。

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これ全て自然から集めてきたものだという。

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"あのう、特殊な方法というのは...企業秘密ですよね!?”

というと、店のおばさんは、まあ...と言って笑っていた。

こうやってまわってみるとそれぞれ個性があって面白い。

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そして倉敷に来たらここははずせない!

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いがらしゆみこ博物館だ。

あの名作"キャンディキャンディ"の原作者。

皆さんはあのキャンディキャンディを読んだと思うが、5,6,7巻あたりは涙なしでは見れないよねー。

最後に読んだのは学生の頃だが、借りたのが8巻までしかなくて、最終巻を探して古本屋をまわったのものだ。

自然とテンションが上がり...

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まあ誰もがこうなるであろう。

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キャンディとアンソニーでないのが残念だ。

ここ数年は自転車でまわることばかりだった。

さらっと流しているつもりはなかったが、歩いて回るとそうだったんだなぁと思う。

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そして是非行きたかったカフェへ。

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はしまや

有形文化財に指定されている旧家のカフェ。

非常の趣があり、日本の旧家はどこか落ち着ける。

時間を忘れてその雰囲気に浸った。

このカフェは別記事で紹介します。

外に出たころには日が傾きかけていた。

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川沿いを歩いているとアイビースクエアにいたつくりもののような鳥。

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そして白鳥...

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どうもお互い仲がいいらしく、ずっと近くにいた。

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倉敷・美観地区はそんなに広くはないが、その中には和洋・今昔折衷、いろいろなものが詰め込まれている。

ゆっくり回ってみるとそれがよくわかった。

これだけ足を運んでも未だに魅力的な倉敷。

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また季節をかえてゆっくりと訪れたい。

ご一緒して下さったかさおばけさん、お疲れ様&ありがとうございました。

またのんびり自転車ポタ&歩き散策行きましょう。
by tac-phen | 2011-01-28 04:45 | 中国地方
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