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ブロンプトンで登場!Road to 生駒ーカヤックグループの忘年会

先日の記事にも少し書いたが、12月4日(土)はカヤックでお世話になった方から忘年会のお誘いを受けた。

なんと生駒の山荘で行うという。

”生駒”というとよく聞くなじみのある地名だが、実際には行ったことがないし、電車で奈良に行く時に通過することしかなかった。

当然自転車でどういっていいか想像もつかなかった。

そこでいつでも輪行できるようにブロンプトンで行ってみることにした。

地図を見てだいたいのコースに目星をつけ、スタート。

なにわ自転車道を走り淀川、鳥飼大橋を渡る。

鳥飼大橋から南下して163号線を走る予定だったが、すぐに高架になっていて先に進めそうにない。

なので急遽府道13号を進むことにした。

163号線出ればそのまま東へ進むだけでよかったのだが、府道13号はそれより北で北東に走っている。

なのでどこかで南に向かって道を変えなければならない。

どこかで案内板が出るやろ、と言い聞かせてとにかく進む。

仁和寺の交差点で”交野”と出ていたのでとにかくそちらへと府道18号へと進む。

この府道18号は片側1車線で路肩がほとんどなく、自転車が脇道がら飛び出してくるような危険な道。

まわりに注意を払いながらビクビクもののライド。

それでもとりあえずひたすら東に向かっていると170号線に突き当たった。

170号線といえば外環じゃなかったっけ???

まだまだ163号線よりは北にいるので170号線で南下することにした。

地図を持たずに走っているととにかく不安だ。

170号線をひたすら走っていると案内板に163号線が示されていた。

ほっと一安心、163号線に乗って東進。

するとすぐに登りが始まった。

これが生駒山系を越える清滝峠か...

先日、淡路島での走行会に参加させていただいたBeachのメンバーがここでトレーニングしているという。

そんなところブロンプトンで越えられるのか?!

とにかく時間は十分に見ているので、とりあえずトライ。

見た目よりきつく感じる坂が途切れなく続く。

必死にペダルを踏むが全然進んでいる感じがしない。

幹線から離れて旧道のほうに行くと斜度はきつくなり、足への負担が厳しくなってきた。

なぜか旧道のほうも車が多くバスまで通り油断できない。

山の一番上付近まで来ているようだが坂はなかなか終わらない。

汗だくになって我慢し続けていると先が下りに。

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清滝峠と書かれたサインがないのでもう一度戻ってみてもどうもここのようだ。

ふうーっ、なんとかクリア。

写真を撮っているだけで寒くなってきたので、すぐに出発。

しばらく下りで163号に合流。

本線は道が広いので安心して下れた。

北田原大橋の交差点から168号線で南下。

ここから先は山合いの細い道だったので少々不安だったがちょっとしたアップダウンだけで済んだ。

そして山裾に広がる住宅地の中を通って間もなくすると近鉄生駒駅へ。

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家からここまで2時間30分ほどだった。

淀川を越えてからの道がわからず困ったが、意外と近かった。

なので忘年会が始まる時間まで2時間強もあった。

生駒の中心地をぶらっとまわってコンビニで休憩してると一人のサイクリストがやってきた。

”こんにちわ。””どうも。”

サイクリスト同士はどこでも気軽にあいさつできるのがいい。

しばらく談笑。

この方は豊橋から堺のお友達のところに来られていて、暗峠を越えてこられたそうだ。

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見かけ的にもいかにもサイクリストという体型だが、ノーマルクランクであの噂の暗峠を越えてこれるなんて驚きだった。

”ジグザグで登ったけど、車が多くて...”と淡々と話す表情には疲れはみじんも感じられなかった。

普段は飯田~信州あたりを走っているらしく、

”乗鞍いいですよー、何回いったことか。”

私の渇望を刺激する言葉を存分にかけてきた。

”あそこはもうどう言葉で表現していいかわからないくらいすごい景観ですよ!”

と熱く語る言葉にのみ込まれていく私。

気がつけば1時間以上コンビニの前で熱く談笑していた。

”絶対に信州の山は走ってくださいねー!”

という言葉を残し去っていかれた。

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来年春~夏にかけて信州には絶対行くぞ!と再び誓ったのであった。

そして忘年会の行われる生駒の山荘へ。

どうもこの辺は大きな家屋に大きな庭という高級地らしい。

おそるおそる中に入らせていただくと、オーディオセットがいくつもあった。

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一体何個スピーカーあるねん!!

暖炉もあってよくコマーシャルで見る北海道の家のようだった。

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中央には巨大スクリーン。

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”この巨大スクリーンでしかもこのスピーカーで音を出してアクション映画を見たら迫力がすごいでしょうねー。”

というとトップガンのDVDをセットして下さった。

音も思いっきり大きくして、しかも映像の大迫力!!

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まさに映画館並みの迫力だった。

”こんなに音を大きくして隣近所大丈夫なんですか?”と聞くと、

“うちの庭と隣の庭でかなり距離があるから大丈夫。”とのこと。

いやはや自分の住む世界とは全くかけ離れているようだ。

忘年会は5つの種類の鍋。

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私は自転車なのでアルコールは飲まなかったが酔っ払いのようにしゃべりまくった気がする。

これまでのカヤックでの出来事や来年の計画など話は尽きない。

来年はまたいろいろな川でカヤックができそうで楽しみだ。

そしてMVP並びに各賞の発表。

景品はずらり。

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まだ2回しか参加していない私にもたくさんの景品があった。

次の日朝一で移動し片鉄ロマン街道・津山ホルモンサイクリングに参加しなければならないので早めに帰路につかせていただいた。

それにしてもパワフル、個性的なメンバーでこういった会は本当に面白い。

半分くらいは初めての方だったがそんなの全く関係なかった。

それより来年またいろいろな地域の川をこのメンバーでカヤックで下れるかと思うと今からわくわくする。

まだほとんど参加したことのない私を招待して下さり本当にありがとうございました。

またこれからもよろしくお願いいたします。
by tac-phen | 2010-12-10 04:12 | 奈良
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