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やってみた、ブロンプトンでナイトラン!・Road to 貴生川-東海道57次ポタ①

私は基本的に陽が沈んでから、また陽が登る前の時間で真っ暗な時間は走らない。

いくらライトをつけていても視野が狭く、危険だからだ。

ただ今回その自分で決めたルールを破ってみた。

東海道57次を巡るポタリングの集合場所に自走で行くにはまだ外が暗い時からスタートしなければならないからだ。

ブロンプトンだし輪行で行けばいいのだが、 久々にロングを走ってみたかったし、それ以上に真っ暗な夜でも道を選べば走れるかもという好奇心が勝ったからだ。

自転車からの発光はライトとテールランプのみ。

できるだけ明るい道を、ということで171号~1号で待ち合わせの貴生川に行くことにした。

普段171に出るときは園部の競馬場の近くから豊中を抜けて行くのだがこのルートは明かりも全くなく真っ暗な区間がある。

なので車は通ることは覚悟の上で明るい幹線を通ることにした。

午前3時半過ぎに出発。

意外と車は多い。

思ったより幹線は暗くないがやはり路面の凸凹はしっかり見ないと危ない。

おそらくこの緊張感で心拍数はかなり上がっただろう。

171号に出るとトラックが多いのに驚いた。

なんでこんな時間にしかも下道...

路肩付近の状態に神経を集中する。

ただ路上駐車が少ないのが救いだった。

懸念していた暗さは意外と問題なかったがそれでも時折真っ暗な区間があった。

ライド自体はすごく順調。

風も冷たかったが非常に心地よかった。

京都に6時ころに到着。

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写真に撮ると明るく見えるが、うっすらと東寺の5重の塔が見えるくらいでまだまだ暗かった。

ただこの時間に着いたことに驚いた。

めちゃめちゃ早いやん!

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足に疲れは全く感じられず、体は絶好調。

待ち合わせは貴生川に10時なので余裕すぎるやん。

引き続きいいペースで走り続ける。

ところが1号線に入り清水五条から蹴上の登りでいきなり足が重たくなってきた。

逢坂峠までも結構へろへろなライド。

なのでいったんここで休憩。

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じっとしていると寒いので普段あまり飲まないホットの缶コーヒーで暖をとる。

休憩したおかげで草津までは軽やかなライド。

このままやったらめっちゃ早く着くやん、と調子に乗りだしたころ、今度は両腿が固まり始めてひくひく攣る前兆が出てきはじめた。

それに加えお腹も急に減ってきて軽いハンガーノック状態。

全然足がまわらず行きが乱れるだけなので石部のコンビニで休憩&エネルギー補給。

このコンビニの店員さんたちがとても親切で貴生川までの走りやすい道を教えてくださった。

しかもそのうちの一人はかつてサイクリストだったそうで、

“えーっ、尼崎から来たんですか?!尼崎ってそんなに近かったっけ?”

と驚き、しばらく自転車談義。

疲れが出始めたところでなかなか有意義な休憩がとれた。

足に違和感を持ちながらのライドはなかなか苦しかったが負荷をかけないように丁寧なペダリングを心がけなんとか貴生川に9時に到着。

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その時の感想は”やったー、到着した!”ではなく”良かった、1時間休めるでー!”だった。

ナイトランは思ったより走りやすかったがやはりかなり神経を使った。

昼間に比べてやはり路面の荒れ具合が見にくかった。

なのでやはり避けるべきだろう。

と同時に9時に貴生川にいる。

ということは...

ブロンプトンで自走でその日のうちに名古屋にいけるかも!?

といつものように調子に乗る私であった。

(続く)
by tac-phen | 2010-11-13 04:18 | 滋賀
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