本家 vs 元祖

今宮神社の参道を挟んで2軒のあぶり餅の老舗がある。

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前回来たときは正月前で2軒そろって休みだったので食べることができなかった。

そこでやっと念願のあぶり餅にありつけるのだが、どちらの店に入ろうか!?

同じものを売っているのだろうか?!

向かい合っているのは偶然!?それとも対抗意識むき出し!?

などいろいろ疑問が出てくる。

そこでそれぞれ一皿ずつ食べてみることにした。

まずは...

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本家・かざり屋。

店の中は結構奥行きがあり落ち着いている。

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水琴窟なんかもあった。

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餅を細かくちぎり丸めて串に差す。

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そしてまとめて火にあぶる。

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めちゃめちゃこげてんなー。

いよいよ食してみる。

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なんと、見た目からの想像と違って焦げ目の部分が味噌・みりん・砂糖を混ぜたようなたれと見事にマッチしておいしい。

最初の数口がとくにおいしく、かんでいくと味がなくなっていく。

店員さんにたれの正体を聞いてみると、秘伝の味で自分にも知らされていないとのこと。

期待をはるかに越える味で次に期待が膨らむ。

すぐ向かいの店に移動。

堂々と目の前でライバル店に入っていくのは気に障るかと思ったが味を忘れないうちに比較しなければならない。

それぞれの店の栄枯盛衰がかかるかもしれないのでかなり真剣だ。

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一文字屋。

こちらは”元祖”である。

店の雰囲気は同じようなかんじでつくりや間取りも非常に似ている。

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焼き方をチェック。

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”そうやってあぶっているんですね”というと

やはり出てきました!

”うちのはコメ00%ですからきな粉がくっつくんですよ。”

うちのは、とはライバル心むき出しである。

最初この言葉の意味、特にきな粉との関係がわからなかったが、コメ100%なので餅の表面にきな粉がくっつくという意味らしい。

そういえばかざり屋はきな粉をまぶしてなかった。

つくり方は...

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きな粉の上でまぶしている以外はさほど違いは見られなかった。

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あぶり餅登場。

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形に統一感があり、それぞれがくっついていないがこれはきな粉をまぶしたあるからか。

比較的小ぶりである。

さて味は...

たれの甘みは抑え気味で最初のインパクトは弱いが、しっかり餅の味がしていて最後まで味が変わらない。

さすが両方とも歴史の長い老舗、特徴がある。

甲乙つけがたいが、かざり屋の最初の数口が一文字屋のように餅の味をしっかり出して最後まで続けば最高だ。

お互いのいい面を出し合って究極のあぶり餅を作ってほしいが絶対そうはならないだろうな。
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by tac-phen | 2009-02-16 19:01
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