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峠!峠!峠!

後ろ髪をひかれるように大原を後にし、前回は行かなかった江文峠へと向かう。

前方に聳え立つ山々から想像したより緩やかな坂。

峠の一番高いところまで急坂というのは無かった。

大原までですでに結構登っていたのか...

そんな風に思えるほどそこからの下りは長く、気持ちよかった。

途中、静原で写真を。

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ここも花畑がいっぱい。

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峠の一番高いところから市原の交差点までずっと下り。

トレーニングをするには逆向きのほうがいいだろう。

市原の交差点から少し登った後、長めの下り、そして岩屋橋までは緩やかな登り。

ここまでは山間の道を川沿いに走り、いくつかの集落を抜け気持ちのいいサイクリング。

地獄の始まりはここからである。

岩屋橋から志明院までは切れ目の無い急坂で路面も悪く、ひっそりとして気持ちがネガティブになる。

そういうのを振り払いつつ、必死のペダリング、後半はダンシングの連続....

こんなにきつかったっけ!?

太ももがひくひくなっていたが、それでも何とか足をつかずに到着。

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この階段に座って、爽快感と疲労感の中見た景色は...

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なんか暗い。

日が短くなってきていることを感じて休むのをそこそこに出発。

これが失敗だったかも。

今度は一転下り、かといって飛ばせるわけでもなくゆるゆると進む。

そして...

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最大の難関(と思っていた!?)の持越峠。

さあ、ゴー、ゴー、ゴー!!と気合を入れて上り始めたがいきなり太ももがひくひく。

いきなりダンシングで余計に太ももに負担がかかる。

ただ、ここも一度来ていて以前は登れたのでいけるだろうとそのまま進む。

後ろから来たローディーもダンシングでひいひい言っていたがあっさり抜かれた。

木陰で暗い中、急坂の終わりを告げる木々のトンネルの終わりの光を見たとき、心の中でガッツポーズをした。

しかしその地点にきて、走りながら緩やかな登りの先に見える峠の最高点を見たとき、両足の太ももがビシッと固まり、足が動かなくなってしまった。

つったというかコムラかえりだ。

激痛で動けなくなり、立っていてもダメ、座ることもできずブロのサドルに体を預けて足を浮かせるようにして治るのを待った。

治るのだろうか...と不安になりつつしばらくその姿勢を続けていると硬かった太ももが柔らかくなってきた。

よかった...と安心して下を見下ろして取った写真。

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持越峠に行かれた方はお分かりだろうがこの場所は最高点ではない。

ここから少し緩やかな坂を登ってところが峠の最高点だ。

前回行けたのに今回いけなかった...めちゃ悔しい!!

せめて最高点で足がつってほしかった...

足の事が心配でもとの道を戻るかどうか悩んだが、この先の道は激坂はないので先へ進むことにした。

持越峠~杉坂までは緩やかな下り。

足がつったのを忘れるくらいスピードに乗った走りだった。

杉坂からは緩やかな登りだが、無理をせず一番軽いギアで終始走った。

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ここからはずっと下り。

この下りを上がってくるのはかなり至難の業だろう。

こうして峠3つをクリアして市街地に戻った。

(続く)

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とにかく持越峠を最後まで登れなかったのは悔しい。

冷静に振り返ってみると、持越峠は急坂だがそんなに距離はない。

どちらかというと岩屋橋~志明院までの坂のほうがきつく距離も長い。

特に直前の坂は持越峠の坂よりはるかにきつく、あそこで足をやられた。

でも前回は江文峠(今回初めて)以外はすべて足をつかずいけたのでトレーニング不足かもしれない。

京見峠を南から上がるルートもきつそう。

大原~江文峠~市原はサイクリングを楽しめるお奨めのコースである。

京都の山はホントに走りがいがある。

いろいろコースや方向を変えて楽しみたい。
by tac-phen | 2008-10-05 19:05
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