ひめじ道は情緒あふれる金物商家がずらり。三木の実情に唖然ー播磨豪脚兄貴達と加古川・三木サイクリング③

(牧歌的な田園風景を臨み、三木鉄道の廃線跡を巡るー播磨豪脚兄貴たちと行く加古川・三木サイクリング②の続き)

三木市街へ入ると昔ながらの街並みが散見されます。

昔から使われてきたという洗濯場。

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洗濯場と書かれていますが野菜や果物、食器など流れの上から使う場所が決まっていてこの流れを効率的に使っているそうです。

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"これ今でも使われているってのがすごい!”

などと驚いているcharingo!さんと私の近くでFuelさんが必死に靴ひもをほどいています。

しばらくしてから...

”あっ、足湯とちゃうんや!”

我々はそのぼけに全く気付かず、特別に気にかけることなく、単にひもを結び直しているのかと思ってました。

どうも我々がいつまでも気づかなかったのでしびれを切らして自分で突っ込みを入れたようです。

それを聞いて大爆笑。

"実際に靴下も脱いで足入れなー!”

ほんと油断も隙もないです。

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ボケに気付いてもらえず、靴ひもを締め直す姿はそこか寂しそう...(笑)

三木は実家からそれほど遠くなく以前からよく通っている町でした。

ただ実際に停まって散策するのは今回が初めて。

昔ながらの街並みがそのまま残っていて情緒あふれる町でした。

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その土地柄をよくあらわしているマンホール。

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三木は金物の町なのでのこぎり、とんかち、やすりなどが描かれています。

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いろいろ旅に出るようになってからこのマンホールはいつも楽しみにしています。

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昔からの建物のままの老舗の黒田金物店。

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2重格子になっていてうだつも立ち富裕な商家であったことが伺えます。

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屋根にのこぎりの刃が飾られてました。

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この道はひめじ道という旧街道だそうです。

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この旧街道沿いにはたくさんの旧家が残されていました。

中にはこんな変わった建物も...

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壁は柱が鱗のようになっています。

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今は1階がレストラン、2階以上が住居となってますが元は何だったのか気になります。

道沿いにある旧商家とは時代は明らかに違いそうです。

この建物のそばにひっそりと石標がありました。

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ここでひめじ道とあかし道が交差していたんですね。

あかし道というのも気になりますがまた別機会にトレースしてみたいですね。

ひめじ街道をさらに進むとすごくいい感じの金物屋さんがありました。

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歴史も感じますがおしゃれな感じでもあります。

金物屋さんとは思えないようなアーティスティックな小物が飾られています。

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すると中からおかみさんが出てきてくださり説明してくれました。

銀色の蛇腹のようなものは包丁をかたどった後の残りなんだそうです。

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本来は1枚のプレートなのをおじいさんがアートのように折り曲げたそうです。

ここにあるものすべて金物作りに関連しているものとか。

昔はこのお店でもこんな感じで作っていたそうです。

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自転車で来たというとおかみさん驚かれていろいろなことを教えて下さりました。

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地元の方とお話しできると勉強になります。

さらに進むと"酒粕カレー”と書かれた弾幕が。

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”酒粕カレー、って珍しいなぁ。ちょっと入ってみますか。”

すると中から男性が出てきました。

”酒粕カレーを食べたいんですけど...”

”ああ、冬場はうどんなんやけど...”

"そしたらうどんで。”

”でも今から用意せなあかんから、また後から来てな。ほら家庭の調理器具みたいなものしかないから...”

とどうもやる気が感じられません。

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お話を聞くとこの場所な町おこし本部のようでかつては同志が何人かいたものの皆やる気が無く結局一人になってしまったとか。

それに三木は昔から裕福なので町おこしする必要が無いらしく、ほとんどシャッターが降りている商店街に数件開いている店もほとんど暇つぶしにやっているそうです。

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この”なめら”というのは地名らしいです。

"あの前の店なんか6カ月客が来たの見たことが無いで...”

そんな状態でもやっていける、というか裕福な貯えがあるので問題ないそうです。

どう見ても三木は寂れているようにしか見えないが実情はそうらしい...

しかし昔ながらの街並みは数多く残り、名産もあって人を惹きつける要素はたくさんあるのにもったいない話です。

確かに商店街を通ってみても商品の陳列や値札なんかにやる気が全く感じられない...

それで皆裕福だというんやから不思議な町ですね。

(続く)
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by tac-phen | 2012-03-06 00:04 | 兵庫
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