雨中の激走!!なぜか後に残ったのは爽快感・天草-ブロンプトンと行く九州12日間⑧

長崎でcycle446夫妻との楽しいひと時を過ごした次の日の朝はまだ夜明け前の出発。

フェリーに乗って天草を目指す。

天気予報では50%くらいの降水確率で鉄道で行くかどうか迷ったがとりあえず行ってみてやばいようならバスに乗るという方法で行くことにした。

ホテルをチェックアウトして真っ暗やみの中を長崎ならではの厳しい斜度のヒルクライム。

登りは思ったより楽だったが下りがさらに電燈がなく暗くて怖かった。

1時間ほど走っただろうか下りが緩くなってくると薄暗い前方から集落が見えてきた。

そしてフェリー乗り場の到着。

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あまりに早すぎて出発の1時間半前についてしまった。

少しずつ明るくなってくるとまわりが見え始め、なかなかいい風景のところだと気付いた。

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これが長崎と天草をつなぐフェリー。

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このフェリーは長崎と天草を結んでいて、ラッキーならば航行中にイルカを見ることができるらしい。

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時間がきて出港すると海上は一転どんよりとした空模様。

海も荒れておりイルカウォッチングなんて暢気なことでできる状態ではなかった。

対岸に近付くと天草がいかに天気が悪いのかはっきりわかった。

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これはまずい...

天草に渡って早速走りだす。

先ほどまで雨が降っていたのか路面は完全に濡れていた。

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できることなら不便なバスは乗りたくなかったのでできるだけスピードを上げて走行。

途中島原方面を見ても異様な風景だ。

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あれは普賢岳だろうか...

しばらくは大丈夫だったが本渡手前10キロくらいでとうとうゲリラ豪雨に遭遇。

偶然近くにコンビニがあったので逃げ込んだ。

そして30分ほど雨宿りしただろうか。

その間にエネルギー補給。

小雨になって再びライド開始。

これは何回も雨宿りをして足止めを食らう可能性があるので走れる時に全力で走って距離を稼ぐことにした。

本渡市街を走っている途中に再びゲリラ豪雨。

あわててメガネ屋さんの軒下へ避難。

そやけどいきなりゲリラ豪雨ばっかり、日本というか地球はおかしくなっているのではないだろうか?!

ここでも30分ほど足止め。

この本渡は天草で中心的な町。

なのでバスターミナルもあって比較的交通の便のいいところ。

バスで行くならここで判断しなければならない。

しかし空模様を見ると雲が切れ明るくなってきている。

それならば走ろうと、ライド再開。

しかし10分も走らないうちにゲリラ豪雨に遭いバス停へと逃げ込んだ。

どうしようか...

空は引き続き明るいがなぜか豪雨が降る...

ずぶぬれのブロンプトンを拭きながら、考えていると1台のバスが来てクラクションを鳴らした。

地元の公営バスだと思い"乗らないんで行って下さい。”と運転手に伝えた。

そして去っていくバスを見てるとなんと行き先が"熊本交通センター"となっていた。

なんと熊本まで行く高速バスだったのだ!!

しまった、あれに乗ってれば雨を避けて熊本まで行けたのに...

そう思っても後の祭り。

激しく降りしきる雨を眺めながら茫然としていた。

しばらく待っていたがなかなか雨が上がる気配がない。

マジでどうしょう...

このままやったら三角からの電車にも間に合わへんわー...

とどんどん思考が暗い方へ。

すると目の前をサイクリストのグループが通りかかった。

荷物をいっぱい抱えキャンプしながらのツーリングなのだろう。

しかもおそろいのユニフォームには高校の名前らしきものが描かれていた。

すごいこの雨の中を走ってるんかー。

するとふつふつと力がわいてきて、

よっしゃ!!走ったろうやんけ!!

とあわててその一団を追いかけた。

本渡からはこの豪雨の中なぜか車は多かった。

なので時折水しぶきを浴びながら、そして水たまりを避けながらの危険なライドとなった。

しかもその一団の後ろにいると自転車からの水しぶきも浴び続けることとなり不快感がピークに来たのであいさつをして一団を追い抜きシングルで走ることにした。

電車の時間もあるので最初からもうダッシュ。

それが意外や意外すごくスピードに乗り快適でないか!

別に追い風というわけでもないのに何も抵抗が無いかのようにどんどん進む。

路面がぬれているうえに車も通り過ぎるので調子に乗りすぎないように気をつけたがスピードは上がっていく。

まさかこんな土砂降りの中走っているのにここまで気持ちいいとは。

雨がやんだ時をねらって景色の開けたところで一応写真撮影。

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そしてすぐに走りだす。

ほとんど休憩も撮っていないのに全然疲れない。

唯一心配なのがずぶぬれになっているブロンプトンだけだ。

そして快適走行が続きあっという間に天草五橋へと達した。

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噂に聞いていたこの世のものと思えぬような素晴らしい景色はそこになかった。

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この辺りまで来ると渋滞もおきはじめていた。

なんでこんな雨やのに皆出かけているんやろ、と自分のことは完全に棚に上げていた。

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ここへは天気のいい日にもう一度来ないとなぁ。

そして三角駅に到着。

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予定していた列車の出発時刻よりも1時間も早く着いてしまった。

いかに高速ライドで雨中を走って来たのか驚いた。

そして列車で次の訪問地へと向かった。

ホテルについてからニュースでやっていたのだが、この列車の後の便から豪雨と水害のため運転見送りになったそうだ。

不幸中の幸いとはまさしくこのことだ。

豪雨に見舞われ、期待した景色は見れず、自転車だけでなくリュックの中身までびちょびちょ。

本来なら最悪の1日のはずがどこかやりきった爽快感があった。

何故だろうと考えたが答えは簡単。

あの雨中のライドがめちゃくちゃ気持ちよかったからだ。

目から鱗というかめちゃくちゃ意外だった。

しかしそういってられるのも怪我がなかったから。

これからも雨中のライドは避けるつもりだ。

相変わらず天気は心配だが、次の日からは3連泊で念願の場所をライド。

わくわく心が躍る!
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by tac-phen | 2011-09-21 03:58 | 九州
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