一度はあきらめたが...チャレンジ後の達成感は最高!-箱根・芦ノ湖

富士山ビューを満喫ポタの日は三島に宿泊。

朝宿泊先から外を見るとこれまた見事な富士山のお姿。

e0138081_13144040.jpg


ほんとに手が届きそうに近くに見える。

e0138081_13155236.jpg


雲ひとつない真っ青の空に雪化粧をまとった富士山。

これ以上絵になる風景はないだろう。

さて、この日の予定は箱根越え。

しかし前夜からの冷え込みが激しく、ホテルの方の話だと箱根越えとなる1号線が凍結、また路肩には雪がたくさん残っている可能性があるという。

この箱根越えは今回の旅、唯一のチャレンジなので是非やり遂げたかったがいつまでも三島にいるわけにはいかないので予定を変更。

箱根越えをあきらめ電車で熱海へいってそこから走ることにした。

熱海駅前。

e0138081_13191846.jpg


熱海から小田原の道は海沿いで多少アップダウンがあるものの海を眺めながらの心地よいコースだった。

この日は寒かったので手袋をつけており、カメラを持てなかったので道中の写真は一枚もなし。

あっという間に小田原に到着。

小田原城。

e0138081_13213227.jpg


町を一望できる高台にある。

e0138081_13223243.jpg


のんびりと写真を撮りながら下っていく。

e0138081_1323462.jpg


e0138081_13233770.jpg


e0138081_132463.jpg


小学校も町の景観に合わせてかこんな感じ。

e0138081_13245459.jpg


さらに南へ下って海へ。

e0138081_13254777.jpg


e0138081_1326131.jpg


今日も午前中は穏やか。

午後から荒れるのは太平洋岸の特徴なんだろうか?

この時点でおそらく11時くらいだっただろう。

細かく探せば小田原にも見所があるだろうが、なんかそんな気になれない...

かといってこの日の宿泊は平塚なのですぐについてしまう。

なんせこの日は箱根越えを予定していただけに時間に余裕をかなり見ていた。

箱根峠はあの辺なんだろうか...

e0138081_13293349.jpg


海岸沿いで工事していたので警備のおじさんに、

"芦ノ湖ってどの山の向こうなんですかね?”


と聞くと...

"あの辺やないかなぁ、自転車で行くの?1号線走っていったらいけるよ。”

”いやぁ、行く予定で三島に泊まったんですけど、道がやばいらしくてあきらめてこっち来たんです。”

”あそう、でも大丈夫じゃないの?自転車乗る人はよく登ってるよ。”

”行きたいんですけどねぇ、すでにやる気がなくなってるし...”

と話していると大型トラックが来たので停めてくださって、

"この人が芦ノ湖行きたいらしいんやけど、どのあたりかな?”

とドライバーに聞いて下さった。

(別に行くと入ってないんやけどなぁ...)

”あの山の向こうくらいかな。自転車で行くの?よく自転車登ってるよ。”

"そのつもりだったんですけど...”

というとすかさず、

"何言ってんの。行っとき行っとき。自転車の人はみんな行ってるよ。1号線行けばすぐ行けるよ。行かなきゃ。”

"いやぁ、すでにテンションが...”

"行かなきゃ!行っとき行っとき。そんなのすぐだよ。”

と自転車乗りなら登って当然、誰でも行っているというニュアンスでどんどん押してきた。

(今から行くの...)

(なんかもうしんどいなぁ...)


そんなまだまだ乗り気に慣れないまま1号線へ。

(時間もあるしちょっと途中くらいまで行ってみるか...)

と箱根へ向かってとりあえず進んだ。

緩やかな坂が続き、すぐに箱根の温泉街に入った。

ここでUターンするかどうか迷ったがあまりにすぐに来たのでもう少し進むことに。

時折きつめの坂があるがまあ無茶な感じでもない。

温泉街を抜けると山道に入ると少しずつ坂がきつくなってきた。

目の前の坂と遠景の山を見てるとなんかふつふつとやる気が出てきて...

”よっしゃー!行ったれー!”

とでかい声で叫んで突き進むことに。

実は自分でもそうなりそうな気がしていたんやけど(笑)。

確信犯やな。

この先温泉街がいくつかあり、その前後は坂がきつくなって苦しかった。

しかも温泉街は道は狭く車も人も多く走りにくかった。

ただかつてブロで登ったことのある六甲山に比べると強烈な坂というのはなかった。

上に行けば行くほどどんどん寒くなっていく...

道わきにも雪だまりがあるようになってきた。

これは下りはかなり気をつけないと、と思いながら登る。

道路の気温計はなんとマイナス1度!

でも汗だくだ。

とにかく目の前の道をひたすら我慢強く進んでいると...

e0138081_1403922.jpg


あれ、もう着いたで。

かなりハードルを高く見ていたのか、あっさりついた感じ。

ここから少し下ると...

e0138081_1425964.jpg


芦ノ湖。

e0138081_144333.jpg


ちょっと達成感に浸りつつ写真撮影。

e0138081_145129.jpg


e0138081_146393.jpg


e0138081_1463581.jpg


街中にも当然雪が残っていた。

e0138081_1471698.jpg


数十分撮影していると急激に体が冷えてきた寒さに震えだした。

ただでさえ氷点下の気温の上に汗が冷えはじめたのだ。

このままでは風邪をひいてしまうとすぐ下山を決意。

今度は来た道ではなく旧道を通って下ることにした。

e0138081_1494100.jpg


当然道はこんな状態。

車が来て路肩を走る時は細心の注意が必要だ。

少し下ると...

e0138081_14101746.jpg


旧東海道。

こんなところを昔は歩いていたんか...

e0138081_14115226.jpg


e0138081_14124349.jpg


こんなところを荷物を抱えて歩くのだから本当に大変だっただろう。

しばらく下ると茶店。

e0138081_14141719.jpg


e0138081_14143167.jpg


昔は旅人がちょうど休憩するのにいい場所にあったらしく甘酒を求めて立ち寄ったという。

e0138081_14154810.jpg


e0138081_1416188.jpg


さらに下ると山々の間から小田原の町が見えてきた。

e0138081_1416596.jpg


しかしその手前にはものすごいワインディングロード。

e0138081_14173676.jpg


こちらの旧道は往路の1号線より明らかに斜度は厳しい。

ただ車は圧倒的に少ないのでおそらくローディたちはこちらを走るのだろう。

e0138081_14184679.jpg


なんか新しすぎて違和感のある神社。

e0138081_14194549.jpg


e0138081_14201786.jpg


なんかやたら派手で統一感のないところだった。

この神社の前の道は激坂。

e0138081_14212022.jpg


この少し上は斜度のきついまっすぐな道...

こちらに来ていたら多分相当苦労したか、登れなかったかもしれない。

皆さんかなり苦労していた。

e0138081_14225194.jpg


この荷物だとこの先も相当苦労するだろう、頑張って!

登りに比べて全然負荷のかからず、スピードが自然と出て風を受ける下りは拷問。

寒くて死にそうだった。

パン屋さんを発見したのでパンハンティグと称して店の中へ逃げ込む。

e0138081_14243522.jpg


店の方とお話をしたがこの辺りも今年はよく雪が降って異常に寒かったらしい。

e0138081_14252423.jpg


寒さに震えつつもなんとか小田原まで下って来た。

町まで来るとめちゃ暖かく救われた気分だった。

そのまま引き続き東を目指して走った。

e0138081_14281492.jpg


遠方に見えるのは...

e0138081_14284477.jpg


江ノ島だ!

箱根越えではなかったけど峠を登った達成感...

あのトラックドライバーさんの押しのおかげだった。

この日も大満足の一日を送ることができた。

そして次の日は...

期待に胸ふくらませ、ますますテンションは上がる一方だった。
[PR]
by tac-phen | 2011-04-12 05:04 | 関東
<< ダイナミック、可憐、透明感..... 再び旅ごころに刺激を受けて..... >>