以前の記事で書いたが、11月21日(日)にBeachさんの走行会に参加させていただいた。
参加した、といっても”Beachさんの走行会”という認識が全くなくLSDでのアワイチに参加させていただくつもりでいた。 ところが待ち合わせ場所に行ってみると... チームの横断幕のもとに気合の入った自転車がずらり。 そして同じユニフォームに身を包んだ猛者たちがウォーミングアップしていた。 最初この様子を見た時は、違うグループに声をかけてしまったみたいやな、と思ったが詳しく説明するとどうもこのイベントらしい。 ”今日は山岳賞もありますよー。”と盛り上がっている。 山岳賞??? どういうこと?? どうもコース上の3か所の登りで豪脚を競うらしい。 マジでー。 後から聞いた話だが、このチームは基本ヒルクライムレースに出場している人たちの集まりなんだそうだ。 えらいことになってきたでー。 動揺が収まらないままにスタート。 するといきなりLSDどころかものすごいスピードで走りだした。 すぐに息が上がりついていくのに精いっぱい。 それでもスピードが落ちる気配はなく皆さんどこか余裕すら感じる。 走って間もなく、離脱を覚悟した。 先頭を走る3人がどんどん離れてあっという間に見えなくなってしまった。 途中離脱っていっても島の南端に行ってからの離脱やどっちみち北端まで帰ってこないといけないので一緒やし... 南のアップダウンの厳しいところの後がいいのか、それとも疲れきる前のほうがいいのか... そんなことを考えながら走っていた。 ただラッキーなことにショートコース組や先頭グループと連絡を取る時は停まったので比較的多めに休憩をとれた。 それにものすごいライドをするけれど皆さんとても気さくな方ばかり。 初対面だがいろいろ楽しくお話させていただいたのでテンションも維持できた。 ほとんどの方が淡路島は初めてらしいがいきなりこのハイスピード。 後半になったらもっとスピードが上がりますよ、なんて言っている... まあ行けるところまで行ってみようと必死についていく。 そして最初のヒルクライム、水仙郷までの登り。 先頭グループとの連絡がなかなか取れずに坂の手前でストップ。 山岳賞のかかったレースのポイントだったがとりあえずそれは無しということで、”じゃあ、とりあえず登りましょうか。”と平地を行くようにあっさりスタート。 アワイチに来た時このポイントからはかなり気合を入れるのだが、チームの方々は何事もないかのように登っていく。 必死についていこうとしたが先頭の人はあっという間に見えなくなってしまった。 あれだけのスピードでここまで来たのによく坂をあのペースで登れるなぁ、と感心した。 ただこの先まだまだあるのでできるだけ足に負荷をかけすぎないように必死のペダリング。 ピークで先頭グループの方が待って下さっていて、坂を下ったところで休憩。 なんと先頭グループはアベレージ38キロ/hで走ってきたそうだ。 し、信じられん!! 時間的に厳しいということでアワイチではなく福良~湊のショートカットということになり多少ほっとした。 この先の灘の激坂も必死。 まだ全行程の3分の1くらいなのが信じられないくらい走った気がしていた。 吹上海岸辺りから道を知っている私が前に出て、プラザ淡路までの登りにさしかかった時、 ”山岳賞レースします!” と声が後ろから聞こえたのでいきなりダッシュ状態。 心臓が破裂しそうになるほどビートし、息も絶え絶え。 それでもスタート時点で後ろの方より相当前に出ていたので、その差のおかげでトップでゴール。 かなり大幅なフライングだったので申し訳ないが山岳賞をいただくことに。 恐縮です。 プラザ淡路からの登りも相変わらずきつい。 ふらふらになりやっとピークへ。 これで坂は終わり。 ふーう、ととりあえず一安心。 ここから下って福良に出てそこから湊へ。 ショートコース組と合流、ランチタイム。 ウナギ定食でしっかりエネルギー補給。 座敷で足を延ばしてゆっくりくつろぎムード。 お腹も脹れてもはや走りたくないー、状態。 そのまま根が生えそうになる体に鞭打って立ち上がる。 店の前で記念撮影。 どうです、これほど激しいライドをしながらこの明るさ。 ここから先は陽が沈むスピードとの戦いとなった。 風がなかったのでライドは快適。 それにしても基本的な巡航スピードはかなり早い。 それでもあともうちょっとと思えると気持ち的にも余裕が出てきた。 時折ダッシュなどを交えながら北上。 やや暗くなったが、問題なく到着。 無事にたどり着けてほっとした。 フルコースだったらどうなっていたことか... 何回か来ているアワイチで一番ビビりながらのライドだった。 ただ充実感は今までにない最高のもの。 ロードでは複数で走る機会がほとんどなかったがこんなに楽しいものだとは思わなかった。 最後に記念写真を撮って、山岳賞の表彰式。 素敵なキャップと... クオカードをいただいた。 大フライングをしての一位だったので本当に申し訳ないですが、ありがとうございます。 その後、三々五々、帰路についた。 私はジェノバラインで。 この日の淡路島がいかにいいコンディションだったかを示すものすごい自転車の数。 それほどこの日は珍しく風もなく暖かく最高のサイクリング日和だった。 LSDサイクリングと思って臨んだが全く逆のハードなもの。 しかし終わってみればめちゃめちゃ楽しく、充実したサイクリングだった。 何よりもBeachのメンバーの方々は本当にゆかいで気さく。 自然と打ち解けることがおかげでこのような充実感を得ることができたのだろう。 Beachのメンバーの皆さま、本当にお世話になりありがとうございました。 また走行会やイベントなどにも是非参加させてください。 これからもよろしくお願いいたします。
by tac-phen
| 2010-11-30 04:23
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