旧中山道をトレース、往時の雰囲気が色濃く残る愛知川~醒ヶ井ー2010夏・青春18切符5回目の旅②

五箇荘散策の後は8号線を北へ。

愛知川から旧中山道をトレースした。

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この分岐の仕方が非常に旧街道に入る特徴を示しているが、今回はしっかりと”中山道・愛知川宿”と書いてあってわかりやすい。

なぜここからのトレースを選んだかというと、以前に余呉湖・奥琵琶湖サイクリングの時にロードでここを通り、旧街道の風情がしっかり残っていて、ぜひもう一度ゆっくりと訪れたいと思ったからだ。

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湖北地域によくみられる、積雪の湿気を防ぐための赤の漆が塗られた壁がとてもきれい。

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旧街道巡りをやっていて気付いたこととの一つに”旧街道は商店街を通る”というのがあるがここも例外ではなかった。

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しかしこの辺りは従来の旧街道らしくなく道幅はかなり広かった。

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石畑の一里塚。

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そして旧豊郷小学校(詳細別途)。

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見事なヴォーリズ建築。

今回は校舎の中にも入った。

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この橋を渡ると高宮宿。

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この橋はむちんばしという。

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この石標を見た時”無沈”だと思ったのだが”無賃”らしい。

これは当時川渡しや仮橋が有料だったのに対し、この橋は渡り賃をとらなかったことから”無賃橋”と呼ばれたという。

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ここも商店街の中を旧街道がとおっている。

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主要街道の周りに宿ができ、商家ができ、その名残から今の商店街に至ったというのは自然なことだろう。

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ここが中山道で2番目に大きな宿場町だったとある。

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この鳥居のそばに道標が集められていた。

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かつては盛んだった宿場町だという雰囲気もそのまま残されていた。

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道は少しずつ山沿いへと進んでいった。

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鳥居本宿へ。

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ノスタルジックな雰囲気たっぷりの集落。

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赤玉神教丸有川家。

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万病に効くと言われる道中薬を江戸時代から製造販売しているとのこと。

どうも今も昔ながらの製法で作っている(?)らしい。

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そしてここから峠越え。

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ここからの登りはかなりきつかった。

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下っていくと分岐に遭遇。

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ここに”醒ヶ井”の文字があるがこの時は全く気がつかなかった。

名神高速道路沿いに道は進む。

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こういうちょっとした峠がまた旧街道っぽくていい。

昔の方は何もない山中を進んでくるわけだからかなり苦労されたであろう。

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番場宿へ。

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ここに米原の文字。

当初の予定では米原で中山道を離れて長浜まで行って終了だった。

しかしそのまま中山道を進んでしまう。

この時全く気が付いていなかったのだが、ここは2年前に中山道を岐阜まで走った時通った場所だった。

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この分岐、余呉湖・奥琵琶湖サイクリングで通ったのを覚えていた。

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いかにも旧街道っぽい雰囲気を楽しみつつどんどん進む。

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そしてここ...

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に来たとき、”あれっ、以前見たことがあるしここで写真をとった覚えがあるぞ...”

さらに道を進むと確かに見たことがある風景だ。

そしてほぼ確信した時に決定的なものが...

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なんと醒ヶ井宿まで来てしまっていた。

知らぬ間に米原を通り過ぎていたのだ。

しかしまさか醒ヶ井にこんなにすぐに到達するなんて...

醒ヶ井を散策(詳細後述)した後、再び元の道を戻った。

2年前を思い出しながらふと気付いたのは、2年前はスタートの米原駅で雨のため2時間足止め食ったうえにスタート後も断続的な雨に会い、足止めを食らったことだ。

そのため米原から醒ヶ井まではかなり遠いと勘違いしていたのだろう。

じゃあ、米原から来た道はどこなんだろう???

今度は逃さないように慎重に戻っていった。

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するとなんと、余呉湖・奥琵琶湖サイクリングで立ち寄った童夢が見えているではないか!

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あの時はこんなところまで来ていたのか、と改めて驚く。

そしてあの”米原”の道標があったところまで戻ってきた。

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すると見覚えのある、懐かしい民家が目に飛び込んできた。

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ここは2年前に中山道を岐阜まで走った時に雨に会い雨宿りをしたところだ。

ほぼスタートの時点で3時間近く時間をロスして、岐阜までたどり着けるだろうかと不安になりながら降りしきる雨を見ていたのを思い出す。

ここでも写真をとったのを覚えていた。

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ちょっとした感動だった。

その余韻に浸りつつ米原駅へ向かった。

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米原駅から輪行で帰宅。

やはり旧中山道は旅情を掻き立てられる昔ながらの風景が随所に残されていた。

どんどん先へとトレースしていきたい気持ちを抑えきれないでいる。

これで無事青春18切符を使いきった。

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この5回目の旅もそうだったが、旅に出れば思わぬことに出くわす。

それは頭の中では考え付かないことばかり。

だからこそ旅は面白い。

しかも青春18切符を使っていくとその道中の生活感を感じることができる。

今回もいい出会い、いい思い出たっぷりのいい旅ができた。

またすぐにでも旅に出たいくらいだ。

旅先でお世話になった皆さんにはこの場を借りてもう一度感謝の意を表したい。

本当にどうもありがとうございました。

またお会いできる時を楽しみにしています。
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by tac-phen | 2010-09-15 04:29 | 滋賀
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