岡山のサイクリストの方々と新旧の見どころが詰まった宝島・直島を行くー2010夏・青春18切符の旅⑤

青春18切符の旅3日目は直島でのポタリング。

前日の呉ポタリングクラブのポタ会に続き、今回も初対面の方々ばかりの冒険クラブZEROのポタ会でいやがうえにもテンションが上がる。

直島ってそれまで聞いたことのないところだったのでどんなところか興味深々。

岡山での宿泊だったので朝に宇野へ移動。

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1時間強の列車の旅はなかなか快適だった。

宇野港から直島へフェリー。

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フェリーはいつも旅情を掻き立てられる。

フェリーからの瀬戸内海の景色は最高だ。

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視界に折り重なるように小さな島が並んでいるので景色が頻繁に変わる。

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30分ほどで直島・宮浦港に到着。

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おおーっ、あれが集合場所のかぼちゃか?!

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でも、誰もいる気配がない...

下船して船の前で記念撮影。

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そして先ほどのかぼちゃに向かうといつの間にか皆さんすでに集まっておられた。

自転車で近づきながら”どーもー”と手を振ると、皆さんそろって手を振ってくださった。

どうも皆さんと同じフェリーに乗っていたみたいだ。

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今回ポタリングを企画して下さった直島在住のちひゃーさん以外はほとんどの皆さん岡山の方らしいのだが直島は初めてだという。

なので私と同様に皆さんのわくわく感が伝わってきた。

そのせいなのか全員と初対面でありながらも全く緊張感なくもともと知り合いかのように気楽に接することができた。

地域にかかわらず、この誰とでもすぐに打ち解けられる気さくさこそサイクリスト共通の気質何だろうか...

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このカボチャの前で集合写真などをとり出発。

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まずは本浦地区で行われている家プロジェクトに向かう。

直島ではここ数年のうちに古い家屋を改修し、アーティストが家の空間を作品化したプロジェクトが行われて来た。

さらに瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」というのがこの瀬戸内海周辺の島々が会場となって開かれており、直島もその一つで、それを目当てに多くの観光客が訪れるようになっているという。

ほーっ、そんなに熱い島だったのか、直島は。

まずはその家プロジェクトの一つ、南寺へ。

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それぞれの家屋は行列ができる歩との人気だが、地元のちひゃーさんがあらかじめ整理券をとってきてくださっていたのでスムーズに入ることができた。

この家は中が真っ暗になっており手探りで壁伝いに進んでいかなければならない。

何かものを落としてしまうと探すことができないという。

そして暗闇の中で数分前方を眺めていると....

光がさし、滝のようなものが見えてくる。

めちゃめちゃ不思議な空間。

こんなふうになることを設計段階で考えていたなんてものすごい。

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外観のデザインも見事だ。

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こういったアーティスティックに変わった建物もいいが、もともとの島の姿であろう住風景も見事だった。

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もともと路地好きの私には、こういった後付けのアートがなくてもこの直島を気にいっていただろう。

すごく静かでのどかな島だ。

移動途中にボランティアでお茶を提供して下さっている家で皆さんと談笑。

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ボランティアの方がたもこの自転車軍団に興味深々。

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和やかなひと時を過ごさせてもらった。

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ところどころに各家の屋号が記されているのも特徴的だった。

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そして護王神社へ。

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神社をもアートの対象としていることには少々驚いた。

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この地下に石室がありそこからの階段がガラスでできている。

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石室にも入ることができる。

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石室内も神秘的だったが中から外を見た時にその入り口から見える海がよかった。

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外に出ていく姿を後ろから見るとまるでUFOに吸い込まれていくかのよう...

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この直島はベネッセグループの影響をかなり受けているらしい。

というのもかつてここを訪れたベネッセグループの会長がこの島をえらい気に行ったそうでそれ以来ベネッセグループの施設が増えたという。

その影響をこの護王神社でも垣間見ることができた。

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護王神社から下りてきたところにすごくアーティスティックな自転車が放置されていた。

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この自転車は時折ここに置かれているのでいまだ誰かがのっているのだろうとのこと。

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この自転車こんな変わった作りになっている。

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ホイールがリバーシブルになっている???

再び町を散策。

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感じのいい路地の奥にお店が。

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ここは空き缶アートのお店らしい。

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それぞれが織りなす表情と連想される動きがほほえましい。

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これこそアートだと感激。

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直島に行かれた際は是非訪れてほしいところだ。

アート化された家の訪問はまだまだ続く。

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”はいしゃ”と名付けられた建物。

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もともと歯医者だったのだろう。

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壁にいろいろなものがくっつけられている。

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建物の中は撮影していないが、アーティストとは天才と狂人の境にいる人なんだろうというのがよくわかる。

直島町役場の建物もどこかアートっぽい。

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でも全く無関係らしい。

街中にはよく見るといろいろなものがあって面白い。

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それほど大きくない島だが、新旧いろいろなものがたくさんちりばめられている宝箱のようだ。

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本村地区を離れしばしヒルクライム。

その途中にこんなものが...

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先導のちひゃーさんがこの前で止まっても最初何かわからなかった。

こうやってとるとわかりやすい。

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おそらく一人で走っていたら全く気がつかずに通り過ぎていただろう。

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実際レンタサイクルが何台か通り過ぎたが、気づかずに通り過ぎた方も多かった。

後で訪れる地中美術館の整理券をもらった後再び坂を登る。

その途中にまたも不思議なものが現れた。

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”となりのトトロ”に出てくるネコバスの停留所。

バスはいつでも来るらしい。

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これは誰が建てたのかわからないらしいがちょっとした名所になっているとのこと。

よく見ると隣には...

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いぬバスの停留所も。

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遊び心満載だ。

そして坂を下って昼ごはん。

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観光エリアから離れたところにあるおこのみ屋さん。

普段なら来ない10名近くの突然の来客に大慌て。

”2時までに食べ終わってや。”と何回も言われた。

まあでも焦るわなぁ。

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昼御飯のあと、もう一か所かぼちゃがあるところへ。

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芸能人並の人気だ。

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ちひゃーさんに”何でかぼちゃ何ですか?”と聞くとこれを作ったアーティストがかぼちゃが大好きなんだそうだ。

のんびりムードは一転、ここからこの日一番の試練に向かう。

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いきなりこの16%の坂。

その後もかなりきつい坂がずっと続く。

息は切れ、汗だくになってやっと一番上へ。

ちひゃーさんとkomaさんは約2往復していた。

豪脚すぎるやろ!!

めちゃ苦しかったが上からの景色は最高。

高松方面。

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坂出方面。

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瀬戸大橋がきれいに見える。

そして整理券をとっておいた地中美術館へ。

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館内は撮影禁止なので写真はないが、非常にぜいたくな作り。

天井を額ぶちのようにして空を絵のように見立てたのは見事だった。

ただ入場料2000円は高すぎる。

我々はちひゃーさんとそのご友人のおかげで島民の連れということで無料だったがとりすぎだろう。

この美術館、やはりベネッセのものだった。

なんか直島全体がベネッセに買い取られてしまうんではないかと心配だ。

また、中の美術館員も全身白装束のようなユニフォームの上にしゃべり方もなんか洗脳されているようで心配だった。

最後に温泉ということで直島温泉へ。

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ここも見ただけでわかるようにアート化されている。

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私は入らなかったが、他のメンバーを待っている間に名物おばあちゃんと談笑。

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この温泉の向かいにお住まいの方で、入口にいろいろなオブジェを置いている。

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これは観光客がこのおばあちゃん宅に入ってくるのを防ぐためにとこの温泉を設計された方がおいてくれたそうだ。

これが話題になってテレビにも出たらしい。

”私はな、いややってんけどな...”といいつつそれまでに出た雑誌やパンフレットを自ら持って来て、見せてもらうとすべて満面の笑みでカメラ目線。

”おばあちゃん、これ思いっきり喜んでるやんか。満面の笑みやで。”というと、

”そーかー、きれいにうつってるかー。”と笑っていた。

そして我々との記念写真も写り具合をしっかりチェック。

なかなかユニークなおばあちゃんだった。

みなさんが銭湯に入っている間に近くをぶらついて写真撮影。

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路地が迷路のようになっていた。

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観光エリアを離れた、静かな空間は素の直島の良さを感じることができる。

後付けのアートもいいがこういう本来の直島の姿を消し去ってしまわないようにしてもらいたいものだ。

私的にはこのアート化がなくてもお気に入りの島になっていたと思う。

そしていよいよ直島から離れる時がきた。

出発前のフェリーから島を眺めていると無性にさみしくなる。

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直島でちひゃーさんと宇野港で皆さんとお別れ。

直島でも宇野港でもまた話が盛り上がりなかなかお開きにならなかった。

それでもまたの再開を約束し、一人宇野駅へと向かった。

初めてお会いする方ばかりのポタリングだったが、あのアットホームな感じと充実感はなんやろう。

自分でも不思議なくらいだが、これも皆さんの心遣いのおかげだろうと思う。

この素晴らしい直島の魅力を余すところなく見ることができた素晴らしい企画と先導をして下さったちひゃーさん、そして冒険クラブZEROを統率して参加者全員に気を配ってくれたkomaさん、そしてすごくアットホームな雰囲気を作り、最初からリラックスして臨めるような雰囲気の中楽しい時間を共有して下さった参加者の皆さん、どうもお世話になりありがとうございました。

岡山はそれほど遠くないのでこれからも密に交流していきましょう。

また皆さんとご一緒できること楽しみにしています。
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by tac-phen | 2010-09-07 04:16 | 中国地方
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