呉ポタリングクラブの暖かい人々と海軍と坂の町・呉が身近になった日ー2010夏・青春18切符の旅④

青春18切符の旅2日目は呉。

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呉ポタリングクラブによる”呉観光と歴史探訪グルメポタリング♪”に参加させていただいた。

存在自体は以前から知っていて、非常に活発に活動されていてその動向はいつも注目していたが、実際に交流はほとんどなかったのでどうなるんやろーと期待と不安で前日に呉入り。

ただ当日になるとどんどんテンションが上がって、めちゃ早くに起床。

ホテルにじっとしておれなかったので、それまでに少し散策した。

まずは集合場所のチェック。

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そして海のほうへ。

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どことなく神戸の雰囲気に似ている。

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後で行くであろう、大和ミュージアムの前は戦艦のパーツがいっぱい展示されていた。

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集合時間が近づいてきたので集合場所に行くとほとんどの方がすでに来られていた。

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”こんにちわ、お世話になります、tac-phenですー。”とあいさつすると、クラブの中心であるタイロンさん、土ころびさんはじめ皆さんが次々に声をかけてくださった。

最初は少しテンションを上げ気味で、と思っていたがおかげで自然と皆さんの中に入っていくことができた。

皆さん本当に親切で気さくな方ばかりだ。

そしてタイロンさんからは自宅の湧水をいただいた。

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柔らかくてとてもおいしい!

みなさんがそろったところで簡単に自己紹介。

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後で聞いたのだが、私以外にも数人初めて参加された方がいたそうだ。

それでこの雰囲気。

呉の方がたの人懐っこくオープンな気質に感動。

もうこの時点で厚かましくもほんとに参加させていただいてよかったと思ったほどだ。

あいさつを終え、さっそくスタート。

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呉は地形的に天然の良港と言われ、古くは村上水軍の一派が根城にしており、明治時代以降は、帝国海軍・海上自衛隊の拠点となっているとのこと。

なので街中には独特の建造物があちこちにみられた。

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日本の坂百選に選ばれた素晴らしい坂を登る。

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そして再び海沿いに出てくるとそこは...

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まるで海軍の基地のような風景。

当たり前のように自然と巡視艇や潜水艦が並んでいる...

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しかも驚いたのが皆さんの知識のすごさ。

こちらならマニアしか知らないようなことをすらすらと説明して下さった。

知ってて当然、掛け算の九九を言うように。

さらに小高い丘に登ると...

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巡洋艦やタンカーが製造されているところが一望できる。

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さらに戦艦大和が製造されたドックも!

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戦艦大和は秘密裏に製造されたのでまわりから見えないようにされていたらしい。

しかも担当の部分以外の設計図は見ることができず、全体の設計図も全く知らされていなかったほど機密を重視していたとのこと。

こんなんがみれるとこないでしょう!

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小刻みにアップダウンが続き入船山記念館へ。

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入船山記念館は旧呉鎮守府司令長官官舎(本館)を中心に郷土館や歴史民俗資料館などからなり呉の歴史を学ぶことができる。

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昔の守衛兵の屯所も残されていた。

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タイロンさんのご祖父が以前この券売所で働かれていたそうだ。

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呉の方々は何らかの形で軍に関係した仕事をしてきたらしい。

そこでやはり教育も海軍式の鉄拳制裁ありの厳しいものなのかと聞いてみたが、今はそうでもないらしい。

そしてなんと実際の砲身がベンチになっていた。

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旧呉鎮守府司令長官官舎。

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意外と洋風の建物だったが、素晴らしいデザインだ。

住居のほうは和風だ。

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ゲストハウスは金唐紙を壁に配した見事な部屋。

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これほど見事な金唐紙が現存するのは珍しいとのこと。

そしてタイロンさんいわくパンク除けの神様がおられる亀山神社へ。

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やはり皆さんサイクリスト、ここは真剣にお祈り。

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そして呉海軍墓地へ。

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ここには日露戦争以降に亡くなられた人々、沈没した戦艦などが葬られている。

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まだ11時くらいだったがこの日のお昼は行列ができる人気店に行くということで早めに移動。

その途中にパン屋さんに立ち寄ってくださった。

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なんと呉のメロンパンは他の地域のメロンパンと違うという。

パンハンターとしてはそんなことを聞くとチェックしておかねばならない。

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こんな個性的な形をしている。

この形は見たことがあるが驚いたのはそのずっしり感。

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すごく重みを感じぎっしり詰まっている感じ。

中身は...

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ペーストが入っていて味も独特。

なるほどこれが呉のメロンパンかー、海軍式なのか?!。

昼飯を食べる店に行くと開店前なのにすでにこのありさま。

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これだけ多くの人を引き付け、我々の目当てのものは...

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呉冷麺。

珍しく平麺の冷麺で、腰があり少し辛めの味付けは最高。

少し甘めのたれをかけたらさらにおいしくなった。

そして食後のコーヒーは...

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やはり呉、海軍さんのコーヒーだ。

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そしてこれも呉名物、土ころびさんが揚げたてを買ってきてくださったフライケーキ。

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あんドーナツのようだが、あんが和菓子のあんのようにきめ細やか。

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そして中心地の史跡を散策。

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涼を得られる二河峡公園へ。

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木陰にいて流れる水の音を聞いてるとほんとに心地よい。

しかしここから少し体育会系ポタになっていく。

まずは鯛の宮神社。

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この強烈な斜度と段数の階段を登っていかなくてはいけなかった。

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部活でよくここを登らされたとか。

上にあがると荘厳な社殿。

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ここの狛犬はのびをしていてユニーク。

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ここからは山の斜面に所狭しと乱立する呉の街並みがよく見てとれた。

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そして次のしごきの場は...

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入り口は単に路地の階段のようだが...

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!!!

この斜度のすごさわかるだろうか...

最初は走って登っていたが途中から足を上げるので精いっぱい。

ここはかつて映画”海猿”の撮影で使われた階段で、自衛隊海軍のトレーニングで30キロの装備を担いで登ったシーンが撮影されたそうだ。

上から見下ろすとこんな感じ。

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横向きで足をおろしていかないと、勢いで転がって下まで落ちて行きそう...

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しかし上からは呉市内が一望できる。

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そして呉独特の斜面に張り付くような住居の感じもよくわかる。

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そして最後にビックサプライズ!

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これなんと実際に活躍していた潜水艦をここに展示しているそうだ。

こんなでかくて重たいのどうやってここに運んだんや!!

そして私が朝方散策した海辺の公園、全体を見ると...

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この写真からはわかりにくいがこの公園自体が戦艦大和の甲板をデザインしたものらしい。

ここまでこだわるのはすごいの一言だ。

大和ミュージアムの前で解散。

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皆さんととびしま海道での再会を約束しお別れした。

私はその後大和ミュージアムへ。

素晴らしい展示物と歴史的背景を踏まえた説明と資料が素晴らしかった。

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この戦艦大和の巨大模型に圧倒された。

全く知らない呉の人々と町。

この一日でかなり身近に感じることができた。

これも全く見知らぬ者の突然の参加のお願いを受け入れて下さり、最初から親切に気さくに接して下さったっ呉ポタリングクラブの皆さんのおかげだ。

皆さんと一緒に行動させてもらってなかったらここまで印象深く、愛着の湧くものにならなかっただろう。

出発前から交通手段や連絡方法など気を使ってくださり、当日もリラックスして打ち解けるように配慮して下さったタイロンさん、まるで歩くガイドブックのように丁寧に説明して下さり呉のことをよく教えてくださった土ころびさん、そして積極的にはなしかけてくださり、もともと知り合いであるかのような接し方をして下さった参加者の皆さん、本当にお世話になりました。

皆さんのおかげでこんなに楽しく感動的な時間を過ごせたことに感謝しています。

自分が今回テーマに掲げていたことがこんな想像をはるかに超える形で実現できてめちゃうれしく思います。

またご一緒できる機会を楽しみにしています。
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by tac-phen | 2010-09-06 04:30 | 中国地方
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