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余呉湖・奥琵琶湖サイクリング

先週、先々週末の出来事を全然紹介できていないので順々にアップしていく予定。

まずは8月14日(土)、そぼっくるさんのイベント海の日カヤックでお会いした棉花さんにお誘いいただき、余呉湖・奥琵琶湖へサイクリングに行ってきた。

8時に能登川駅で待ち合わせ。

約3週間ぶりのロード、輪行もやはり手間取ったがなんとか時間前に到着。

しばらくして棉花さんと少年さんが到着。

あいさつを交わしてさっそくスタート。

途中のコンビニでTVT92MBさんと合流し湖岸へと向かった。

皆さん乗っておられる自転車は歴史を感じさせられるものばかり。

かなり走り込まれている様子で足を引っ張らないようにさらに気合を入れた。

湖岸道路では自然とトレインが組まれ、先頭が順次変わっていく。

今までトレインの経験がなく、どのタイミングでどうしたらいいのかわからず棉花さんに聞くと、”適当なタイミングでいいですよ。”

なのでとりあえず先頭に立ってみると、後ろの方のチェーンの音やラチェット音がめちゃプレッシャーになる。

”もっと早く行けよ!”

といわれているかのようで、思わずペダリングに力が入る。

それでもしゃらしゃらというペダルを扱ぐのをやめた時に聞こえる音は消えない。

さらに回転数を上げる。

前半からこんなペースで持つのか、とひいひい言いながらこいでいると最初の休憩ポイントへ。

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楽しく自転車談義に花咲く中、”めちゃペース早いなぁ、今日は。”という声。

どうもプレッシャーから逃れようとするために私がペースを乱していたようだ。

休憩後、再びトレインを組みながら走ったが、やはり前に立つとものすごくプレッシャーを感じる。

何か背後から得体のしれないものが襲いかかってくるのから、必死に逃げている感じ。

湖岸道路から離れて旧道へ行くととたんにのんびりムードになり談笑しながらのライドでホッとできた。

でもこの日は時折雨が降り天気自体はよくなかった。

ただ、カンカン照りよりはかなりましで、風はかなり涼しかった。

棉花さんとTVT92MBさんはかつてはレースに参加され、実業団登録もされていたつわもので時折ハンドルから両手を離し、ドリンクを飲みながら進んだりしていた。

そのバランス感覚に驚き!

しかも棉花さんは両手を離しあたかも走っているかのように手を振り、それでもかなりのスピードで走っていたのにはびっくりした。

この正しいフォームを身につければこのバランスはとれるらしいが3本ローラーでの練習が効果的とのこと。

これだけバランスを保てていると力を無駄なくペダリングすることができるのだろう。

そして余呉湖へ。

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雨で霧がおりこんな幻想的な余呉湖を見たのは初めて。

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余呉湖からはさらに北へ。

ここから北へ行くのは初めてだ。

少しずつアップダウンになって行き、こういうのが続くのだろうなぁと気合を入れ直したが、雨が激しくなってきて先に行くのを断念。

途中で方向転換し、303号を目指してヒルクライム。

越えようとした山のトンネルがなんとも不気味で怖かった。

そして下り。

雨でぬれた路面で滑らないように慎重に進んだ。

下ってきたところのコンビニで休憩。

この時点でまだ12時過ぎで、走った距離も80キロほど。

予定していた140キロには程遠く、全く物足りないので帰路は米原の奥を経由した。

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そしてこの先にある童夢の工場と研究所に立ち寄った。

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なんと、警備員もいず門も塀もないオープンさ。

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なかなか近くで見れないものがあって記念写真をとった。

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そしてここからは旧中山道を通って南下。

この辺りの旧中山道はその面影を残しており、名神沿いの山道を通ったり往時をしのばせる。

是非ブロンプトンで旧道巡りに来たいものだ。

そしてその中山道沿いにある、以前から興味のあった豊郷小学校へ。

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木造の校舎だと勝手にイメージしていたが、ヴォーリズ建築の見事な洋風だった。

意外だったのが、若い訪問客がめちゃ多かったこと。

TVT92MBさんによると、ここはアニメの”軽音”の舞台になったらしく、それで若者が訪れるのだとか。

車を見るとアニメのキャラなのかそういうのを張ってあるのが多かった。

今回は中に入らなかったが旧中山道を巡る際に是非もう一度立ち寄ってみたいものだ。

そしてこの先でTVT92MBさんとお別れ。

少年さんが、”本格的な流しソーメン食べませんか?”と誘ってくださったので”本格的な流しそうめん?この辺りが本場なのかな?”と思いながら行ってみると...

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少年さんのご家族と他の知り合いの家族が集まって流しソーメンBBQをやっておられた。

この竹はお子様たちが割って準備したらしく、我々が行くとこのお子様たちがさっと立ちあがってソーメンをながしてくれた。

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この流れている水も井戸水でめちゃ冷たくて気持ちがいい。

流れてくるのはソーメンだけでなく、ウズラの卵やトマト、わらび餅まで。

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終わりかけていたのに再び肉も焼いていただきおいしく楽しく過ごさせていただいた。

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こういう遊び心がいい。

ゆっくりお話ししながらくつろがせていただき、思わぬサプライズだった。

ここから棉花さんに能登川まで送っていただき、そこから輪行で帰路に就いた。

歴戦のつわもの方の自転車話、初めてのトレイン、奥琵琶湖ライド、旧中山道ライド、そして最後の流しソーメンBBQとほんとに盛りだくさん、楽しい一日を過ごさせていただいた。

イベントで知り合ったのがきっかけでこんな素晴らしいサイクリングに誘っていただいた棉花さん、そしてコースを考えてくださり、自転車話が興味深かったTVT92MBさん、そして道中いろいろお話させていただき最後には遊び心たっぷりの流しソーメンBBQに参加させてくださった少年さん、ほんとにお世話になりありがとうございました。

雨でいけなかったコースもまたリベンジしたいですし、このような機会があればまた声をかけてください。

これからもよろしくお願いいたします。
by tac-phen | 2010-08-17 05:24 | 滋賀
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