(神秘、多彩、険阻、壮大!!霊峰・大峰山トレッキング(前編)の続き)
これまではそれほど厳しくない普通のトレッキングコースだった。 がだんだんかなり鋭くとんがったような大きな岩肌が見られるようになり、コースもその脇を通っていくようになってきた。 そして鎖場があらわれた。 全員手袋の準備。 慎重に足場を決めて登っていく。 そしてこの先には... この岩肌を登っていくのである。 しかも鎖はかなり高いところからしか付いていない。 学生らしき若者が登っていたが下りる時もここを下らないと行けないということであきらめた。 修行の場では岩の上に先達がいて”右足はそこ、次に左足はそこ。”と脚の置き場所を細かく指示してくれるらしいがその通りにしないと登れないそうだ。 そこを避け脇道を進んでいくとそこには絶景が。 おそらく登山口近くの洞川温泉郷も見える。 手すりは付いているが決して油断できない、またよくこの道を作ったなぁと驚くような厳しいところを通る。 標高は1000メートルをゆうに超えているので紅葉も本格的だ。 修行に来られたいた人たちは景色など楽しむ余裕はないのだろうな。 進んでいくと、先ほどのけわしい鐘掛岩を裏から登れる道があるのを発見。 先ほどの若者たちもこちらのほうにきた。 ここから鐘掛岩の上にあがって下を見てみると四方ものすごい絶壁。 風にあおられて落ちてしまいそうで怖い。 しかしそこからの景色は最高。 どこまでも連なる山々... こんな景色、信州でないとみれないと思っていた。 いつものことながら自分の知らないところはまだまだ沢山、というよりほとんど知らないところなんだろうなぁ。 鐘掛岩から下りる時も一苦労。 このメンバーでいると、いつものようにすぐ盛り上がって調子に乗ってしまうが慎重になるべき時は気を引き締めて。 こんな橋だれがどうやってかけたんやろなぁ、というようなところばかり。 またも結界に入っていく。 相変わらずたくさんの修行碑が立ち並ぶ。 それにしてもどうしても墓のように見えるし、このでたらめに立っていたり倒れていたりする雰囲気が恐ろしい。 暗くなってからは来たくないなぁ。 まるでアートのような大木の幹と根。 こんな異次元の世界のようなところを通りぬけて行くと今度は絶壁が織りなす絶景が。 そして楽しみにしていた西の覗へ歩を進める。 来たあ。 ここでは行者二人に支えられて絶壁のほうへ身を乗り出し、“親を大切にするか!”などと聞かれ約束をさせられるという。 そうしないとどんどん身を先へと送り出されるという。 どんな絶壁なんや??? おおーっ、怖くて覗き込むことすらできない。 鎖があったがそんなん持っていてもコロンと落ちたらおしまいだ。 恐怖から遠くを見ると絶景である。 なんかバンジージャンプをした時を思い出してしまった。 あの時も下を見ると脚をすくむので遠くを見て飛び込んだ記憶がある。 だからといって間違っても飛び込んだりはしないけれど。 今はすでに閉山しているので修行は見ることはできないがどんな風なのか一度見てみたい。 とにもかくにも厳しい修行であることには間違いなさそうだ。 (続く)
by tac-phen
| 2009-10-21 16:06
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