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第1回ブロンプトンでのキャンプツーリング講習会

9月6日(日)はいつも何かとアドバイスを頂いている盛豚さんにお願いして超初心者対象のブロンプトンでのキャンプツーリング講習会を開いていただいた。

盛豚さんはブロンプトンにテントを積み、四万十川やしまなみ海道などをキャンプしながらツーリングされていて、ブロンプトンの特徴をうまく使った新たな利用方法を私に投げかけてくれた方だ。

ブロンプトンは非常にコンパクトに折りたためることができるうえに、転がせて移動することができるのでキャンプ道具を持ってもそれほど移動に苦にならない。

またキャンプ道具自体非常にコンパクトにまとめることができるので想像以上にお手軽にキャンプツーリングできるという。

アウトドア自体実際に自分でしたことないので、超初心者対応の体験メインの講習をお願いしたら快く引き受けてくださった。

今回は実際に輪行からキャンプ地にいたるまでの移動の仕方と、キャンプ地でのテントの張り方、バーナーの使い方と調理、などだ。

また、特別講師赤トラ乗りさんによるサプライズ講習もあった。

谷町6丁目出口で待ち合わせ。

自走で来られたがいきなり輪行なので荷物をまとめられる。

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めちゃコンパクトにまとまっているのに驚いた。

ブロンプトンは片手で転がせていけるので実質荷物を抱えているのはテントとバックだけ。

電車の中では....

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おそらく周りの乗客は自転車でキャンプツーリングに行く人だとは気付かないだろう。

電車を降りて、自転車を組むと....

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フロントにこれだけの荷物を載せることができるのが大きい。

普段のポタリングとあまり変わらないのがすごい。

さあここからキャンプ地へ向けてスタート。

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講師は盛豚さんと赤トラ乗りさん。

生徒は柏餅さんと私。

その中でも私は自転車を見ただけで全く物すらそろっていないのがわかる。

そんな私ですがよろしくお願いします。

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ちなみに柏餅さんとは初ポタリングだ。

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大和川サイクリングロードを東へ.

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盛豚さんも荷物を載せていないかのようにスムーズに走っていた。

ブロンプトンは中心軸がしっかりしているのでこれだけの荷物を載せてもハンドルがしっかりしている。

南河内サイクリングロードへ。

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この日は気温も高く日差しもきつかった。

まだまだ残暑は続きそう。

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石川サイクル橋の近くでキャンプを張ることに。

バックの中を見せていただくと...

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無駄な隙間なくきれいに収納されている。

丸い形のものよりも四角いもののほうがきっちりと収まるとのこと。

食器類も四角い。

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水。

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今回フロントバッグに入っていたものは...

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うまく収納しこれだけ多くのものを入れていたのだ。

ただこれは柏餅さんと私の分も入っている。

本来一人で行く場合は....

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これだけでいいという。

上から、マット、カップ、シュラフ(寝袋)、テント、軍手、食器・料理器具、食糧箱、バーナー、水。

水は基本、現地調達なのでさらに少なく、軽くて済む。

まずバーナーを使って料理を作る。

盛豚さんが持ってこられたのはすべて固形燃料で火をつけるバーナー。

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すごく年季が入ってそう。

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これらのものは冬山でも使用してきたものでどんな状況下でも信頼できるという。

もともとは軍隊用のものでどんな状況下でもどんな人でも扱えるように丈夫でシンプルなのだとか。

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こちらは最近購入したもの。

赤トラさんのものはガスバーナー。

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冬山のような過酷な条件のところに行かない限り、つまりブロンプトンで行くようなところではガスバーナーで十分とのこと。

ただしライターは常に持っておく。

まず固形燃料を燃やし発火部を温める。

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まず水を鍋に入れるがアルミ製のものは火を当てる前に水を入れておかないと穴が開くらしい。

水を沸騰させて...

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パック入りご飯にそそぐ。

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パック内でご飯ができるすぐれた簡易食だ。

ご飯を待っている間にラーメンを作る。

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ご飯ができるのを待ち切れずにあっさり食した。

そしてご飯は...

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食器に移さずにこのままスプーンで食べれる。

すばらしい!!!

インスタントのラーメンとご飯。

シンプルすぎるほどのランチだがこうやって外で作って食べるととてもおいしい。

アウトドアならではだ。

次に赤トラ乗りさんのサプライズ講習。

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ロールパンにキャベツを詰めて...

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ソーセージをのせる。

ホットドッグかな...

アルミホイルでくるみ、次に取り出したのはなんと...

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牛乳パック!!

この中にアルミホイルでくるんだパンを詰め込む。

そしてこの牛乳パックごと火をつける。

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蒸し焼きか...

牛乳パックが燃え切り...

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アルミホイルの塊がごろごろと残る。

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そしてケチャップとマスタードをつけると完成。

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牛乳パックを利用してのホットドッグ。

いかにもアウトドアクッキングやなぁ。

しかもおいしい。

お腹が落ち着いたところでテント張りの講習。

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講師の厳しいチェックのプレッシャーに耐えつつ、おぼつかない手つきながらも奮闘。

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見ていると簡単にできそうだが、やってみるとかなり戸惑う。

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ふーっ、何とか完成。

この後テントをばらして収納した。

かなりもたもたしたが最初持っていたイメージとは全然違っていて手順はシンプルで特別な技術は必要なかった。

これならいくらか練習すれば行けそう。

今回実際に体験させていただいたおかげでやりたいことであったが自分の中でかなりハードルが高いこととイメージしていたので自分でもできるかもと思えたのがよかった。

あと大切なことはテントを張る場所を見極めることらしい。

木陰で平たんであるのはもちろんのこと、水が集まらなさそうで、草が生えているところを選ぶとのこと。

木陰で草が生えているということは適度な日照も得られるからだ。

豊富な知識と数々の経験からの指導はほんとにためになった。

これまでの自分の旅行スタイルと照らし合わせると、荷物をいかに選ぶかというのもポイントだ。

一通り教えていただき、帰路についた。

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私の些細な申し出を快諾していただき、これほどの貴重な体験させていただけるなんて普通ならない話である。

それをここまで素晴らしい講習会にしていただき感激、一言で言い表せないほど感謝している。

今回の講習会を企画・準備・実施していただいた盛豚さん、特別講師をしていただいた赤トラ乗りさん、本当にありがとうございました。

アウトドアの楽しさを再認識し、ブロンプトンのキャパの大きさと、キャンピングのハードルが低いことを教えてくださったおかけでこのキャンプツーリングにもはまっていきそうな気配です。

次の講習会が楽しみです。

これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。
by tac-phen | 2009-09-07 17:16
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